ガレ (ゴール) Galle
■概要: ガレ (ゴール) Galleはセイロン島南部に位置するスリランカ最南端の主要都市です。
古くから港町として栄えてきた歴史があり、地理上の利点から、ヨーロッパ、アラブ、ペルシャ、インド、東洋からの貿易商たちが訪れ交易をしてきました。
ポルトガルの支配下に落ちたのち、オランダの支配下に代わり1663年には外敵から街を防衛するため現在の世界遺産となっている要塞が建設されています。
1796年にイギリスが支配権を奪いましたが、18世紀にオランダ支配のあった時期に最もゴールが栄えたと言われており現在もオランダの残り香が町の随所に見られます。
現在はイスラム教徒住民の比率が高く、また、欧米などから移住した人々が多く住む街でもあります。
■観光スポット: ユネスコの世界遺産となっている要塞と旧市街には、博物館などゴールの歴史を案内する名所が幾つかある他、海に面している好立地から、サーフィンの出来るスポットも人気があります。
ゴールフォート地区には外国人などの経営するおしゃれなカフェやレストラン、ジェラートショップがあり観光客に大変人気です。
コロンボに本店のあるODELやダッチホスピタル、ベアフットといった人気ショップも続々とゴールに支店を出しています。
■行き方:バンダーラナーヤカ国際空港(CMB)からは車で高速道路を2回利用し、一気に南下すれば3.5時間ほどの行程です。
他にもコロンボ市内のコロンボ・フォート駅から鉄道を利用しゴールまで乗り換えなしで行く事も可能です。 また、コロンボ郊外のコッターワ Kottawaにある高速バス・ステーションのMMC Kottawaからはゴール市内まで高速バスが出ています。
■シーズン:ゴールなどの南西海岸地域のハイシーズンは11月から4月上旬までとなります。 9月- 10月は雨が多く、モンスーンなどで集中豪雨が起こることもありますので、出来るだけ雨期を外して訪れると良いでしょう。