ヤーラ Yala
■概要: ヤーラ Yalaはセイロン島 南東部に位置します。
このエリアが著名なのはスリランカ国内でも早い時期に有名になったジープサファリツアーの出来るヤーラ国立公園 Yala National Parkがある為です。
広大なエリアをジープ用のコースをゆっくりと走りながら野生動物を見つけて行くのがヤーラのサファリツアーの最大の見どころです。
周辺には有名な聖地のあるカタラガマ Kataragama、仏塔のあるティッサマハラーマ Tissamaharamaがあり、それぞれの町がサファリツアーの拠点になっています。
■観光スポット: ヤーラ国立公園でのジープ・サファリツアーを目的とする観光客が殆どと言えます。
朝の部は6:00amから10:00amの時間帯にジープで入ることが多く、日中の太陽の高い時間帯は暑さで動物が隠れてしまうのであまり観察が出来なくなります。
午後は14:00pmから18:00pmまでがベストタイムで、18時に閉園という厳格なルールがあります。
ここ数年はヤーラに訪れる観光客の増加の影響から、自然保護の目的のために1日のジープの入場制限を設けており、繁忙期などは朝の部にジープが制限数近くになってしまった場合は午後に入れなくなるということもあるので注意が必要です。
朝6時から18時まで国立公園内に居ることの出来る1日サファリツアー (Full Day safari)というものもあります。国立公園内でハイキングのように朝食やランチを食べて、大自然の中で過ごすことが出来るので大変人気を呼んでいます。
生息している動物は数多くおり、象、ヒョウ、ナマケグマ、ワニ、クジャク、数多の野鳥と渡り鳥などを観察することが出来ます。
■行き方:バンダーラナーヤカ国際空港(CMB)からは高速道路を2回使用し、終点のマータラで降りて、全体で約6時間ほどの行程です。
一気に行くには大変な距離ですので、途中の南部海岸で休憩がてらに泊まると良いかもしれません。
鉄道はありません。
■シーズン:ヤーラ国立公園のジープサファリツアーのハイシーズンは1月から6月になります。
8月末から10月下旬頃までは閉園され、入場が出来ませんので注意が必要です。