タンガッラ Tangalle
■概要: タンガッラ Tangalleはセイロン島南部に位置する海辺の町です。
この町に脚光が浴びるようになったのは内戦後、世界的な高級リゾートホテルグループのアマン・ウェラ Amanwellaが出来てからという印象を持ちます。
それ以前は美しい海とビーチいう観光資源に恵まれながらも、コロンボからは遠くアクセスの面で不便な立地のように思われてきました。
しかしバンダーラナーヤカ国際空港と南部のゴール、マータラまでを繋ぐ高速道路が開通してからは移動時間が大幅に短縮され、タンガッラもその恩恵を受けて、高級ヴィラやホテルが次々と立ち並ぶ人気ビーチリゾートとなっています。
2019年現在、タンガッラは場所によっては携帯電話の電波やWiFiが繋がらない、または繋がりにくいエリアでもあるので移動中の利用には注意が必要です。
■観光スポット: 何といっても美しいビーチと海を目指して来る観光客が殆どと言えるエリアですのでビーチリゾートホテルでの滞在そのものがメインになってくるでしょう。
しかし、タンガッラ周辺東西もランナなど魅力的なビーチやラグーンがあり、便宜上これらもタンガッラと呼ばれる事があります。
タンガッラの海は場所により波がとても強いことが多くシーズン中でも海水浴が難しいため、ラグーンの地形を利用したナチュラル・スイミングエリアが各所に設けられています。
海以外のアクティビティとしてはランナの東側に位置するカラメティヤ鳥類保護区 Kalametiya Bird Sanctuaryがあり、水鳥や渡り鳥の集積地として、まだあまり知られざる美しいバードウォッチング・スポットになります。
このカラメティヤでは、手漕ぎのボートによるバードウォッチング・ツアーが体験可能で、周辺ホテルでアレンジ可能です。
■行き方:バンダーラナーヤカ国際空港(CMB)からは高速道路を使うと車で約4時間の行程です。
直行の鉄道はありませんのでマータラ Mataraまでコロンボから鉄道で移動し、そこからスリーウィラーやタクシーをチャーターするのも良いでしょう。
MMC Kottawaからはマータラまで高速バスが出ています。
■シーズン:
10月〜12月は年間の中でも降雨量が集中します。雨が少なく、海の落ち着く7月〜9月がハイシーズンとされていますが、1月〜3月も比較的雨が少なくホテルライフを楽しむには問題ないでしょう。