スリランカの魅力あふれる
バードウォッチングツアー
Sri Lanka Bird watching Tour
スリランカは、バードウォッチング愛好家にとって一生に一度は訪れたい夢の国です。この小さな島国には、固有種を含むたくさんの鳥類が生息しており、美しい自然の中でさまざまな鳥たちの姿を楽しむことができます。
今回は、スリランカで楽しめるバードウォッチングツアーについて紹介します。
スリランカのバードウォッチングの魅力
スリランカには、湿地、熱帯雨林、山岳地帯など、多様な生態系が存在し、約450種類以上の鳥類が確認されています。その中でも、スリランカ固有の鳥は30種以上おり、他では見ることのできない美しい鳥たちが観察できます。また、冬季にはインドやヨーロッパから渡ってくる渡り鳥も多く、季節ごとに異なる鳥たちと出会えるのが魅力です。
バードウォッチングにおすすめのスポット
スリランカには、バードウォッチングに適したいくつかの代表的なスポットがあります。
1. シンハラージャ森林保護区
シンハラジャは、スリランカ唯一のユネスコ世界遺産に登録された原生林です。この密林では、スリランカ固有の鳥が多く生息しており、スリランカオオゴシキドリやスリランカアオカササギなど、観察できる珍しい鳥が多いです。また、豊かな植生やその他の野生生物も見られるため、バードウォッチングと同時に自然観察も楽しめます。
2. クマナ国立公園
スリランカの南東部にあるこの国立公園は、渡り鳥が多く集まる場所として知られており、特に冬の時期には多くの水鳥が飛来します。サギやカモ類だけでなく、鮮やかなカワセミも見られることから、バードウォッチャーに人気のスポットです。
スリランカの東側は一般の観光客がまだ訪れる事の少ないエリアです。
その為に混みあっておらず、様々な野生の動物たちのサンクチュアリがあります。
あまり知られていない所では、アルガン・ベイの南部にあるパーナマ(Panama)という
宗教的聖域の一体で、ここは渡り鳥の群れやクロコダイルの大群を目撃することが出来るでしょう。
3. ヤーラ国立公園
ヤーラ国立公園は、スリランカで最も有名なサファリパークであり、野生のヒョウやゾウと同時にさまざまな鳥類を観察できます。ここではインドクジャクやオオバンなどの大きな鳥も多く、フォトジェニックな景観の中で鳥の撮影を楽しむことができます。
通常のサファリはジープに乗ってトレイルを進みますが、バードウォッチングに適しているのは国立公園内に泊まる事の出来るキャンプスタイルのサファリでしょう。
ラグジュアリーなキャンプもあれば、小型のテントやコテージに泊まるシンプルなキャンプまで数種選ぶことが出来ます。こうした国立公園内で宿泊できるサービスは特別な業者がアレンジ可能で、Eco team(エコ・チーム)が特に有名です。
Eco teamのサービスは当社でも代行ご予約が可能です。
4. ブンダラ(バンダラ)国立公園
ブンダラ国立公園はスリランカの多くの渡り水鳥の生息地であるラムサール条約湿地にも指定されました。シーズンの9月~3月の夕刻には水辺と空を覆うほどの大量の渡り鳥たち、フラミンゴ、サギ、コウノトリが頻繁に見られます。
スリランカのバードウォッチングにはひじょうに重要な場所です。
また、国立公園に入らずとも周辺に広がる巨大な水場でもバードウォッチングが行われており、手漕ぎのボートで数時間、水鳥の群れを見せてくれるサービスが現地にあります。エンジン音がしないボートで自然と一体になるような素晴らしい時間を味わえることと思います。
バードウォッチングツアーの特徴とポイント
スリランカのバードウォッチングツアーは、通常、専門ガイドが同行し、鳥の観察や識別をサポートしてくれます。ガイドは地域の生態系についての知識も豊富で、鳥だけでなく植物や昆虫についても説明してくれるため、自然全体の理解が深まります。
また、早朝や夕方が鳥の活動が活発な時間帯とされるため、時間帯を調整して効率的に観察を行うことがポイントです。
ベストシーズン
スリランカのバードウォッチングのベストシーズンは、雨季が終わる12月から4月にかけてです。この時期には、渡り鳥も多く見られ、気候も穏やかで観察に適しています。
また、現地のバードウォッチングイベントやツアーも増え、鳥愛好家が集まるシーズンでもあります。
ただし10数年前から目立つ気候変動などの影響でスリランカもシーズンのパターンに変化が見られるというデータもあります。旅行の計画を立てる際に、その地域の現地ガイドや旅行業者との連絡を密に取り合い天候の状況や野生動物の様子を確認しておく事が大事です。
スリランカのバードウォッチングでの注意点
スリランカの自然保護区や国立公園でバードウォッチングを行う際には、自然環境や野生動物への配慮が必要です。騒音を立てない、鳥や動物に近づきすぎないなどのマナーを守り、持ち込んだゴミは必ず持ち帰りましょう。