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スリランカのタクシーについて
お見積り前に知っておきたい5つのこと
- 移動費をおさえるコツとは

その1. 片道送迎は出発地点か終了地点に近いタクシーを使う事

これは片道送迎でタクシーを利用する際の基本です。

例えば、バンダーラナーヤカ国際空港(コロンボ国際空港)からシーギリヤロックまでは約145kmの距離があります。
空港から単にシーギリヤまで片道のタクシーを利用したい場合、空港ロビーのツアーカウンターでタクシーを頼むか、お泊り予定のシーギリヤのホテルにタクシーを頼むかのいずれかがベターです。
片道送迎は起点、または終了地点により近い場所のタクシーを利用するのが料金を安く済ませるコツとなります。

仮に当社に上記と同じルートの送迎を依頼いただいた場合、どのような走行距離計算になるでしょうか?
当社車庫はコロンボ郊外のコッターワ(Kottawa)という街にあります。
ここからタクシーが出発し、バンダーラナーヤカ国際空港でお客様をお乗せし、シーギリヤまでお送りしてからタクシーは再度コッターワに戻ります。
この距離実に370kmにもなります。
日本で例えるなら、羽田空港から茨城の日立市に行くのに、わざわざ逆方向の横浜駅からタクシーを呼ぶような感覚です。
これでは割高ですね。

その3. お目当てのホテルで数日連泊したい。そんな時には...

世界遺産も観光したいけれど、海辺のリゾートホテルで何日間かゆっくり泊まりたい。その間はホテル内でのんびりしたいので殆どタクシーは使わない。

そんな時にお勧めなのは、そのホテルに辿り着く前に出来るだけタクシーで移動が必要な観光を終えてしまう事です。

移動のない日でも当社の場合、タクシーを借りて頂く日は車両の貸し切り料が1日分発生します。ですので、連泊されるホテル到着前に周遊観光を終えて、そこでタクシー利用も終了。

ゆっくりホテルライフを楽しまれた後は、次の移動(例:国際空港など)はホテルタクシーを利用するのが、余計な出費を省くコツとなります。

その5. 予算を組むには日数と走行距離のバランスが大事。

これも重要な項目です。

たとえば、バンダーラナーヤカ国際空港近くのホテルを朝タクシーで出発し、キャンディ市内観光→ダンブッラ石窟寺院→シーギリヤロック→コロンボ市内観光→夜、バンダーラナーヤカ国際空港で終了、という旅程の場合。
通常なら丸3日間もあれば廻ることができます。

しかし人によっては、この同じルートを6日間くらいかけてゆっくり各所を見たい、のんびりしたいという方もいらっしゃるかと思います。

実際に上記のルートを周遊する場合、当社タクシーの計算では、当社コッターワ車庫から計算し、車庫に戻るまでの距離を算出すると約600kmとなります。
これが想定距離としてお見積り時に計算される距離になります。(これにドライバーの宿泊手当や高速道路料金などが加算されます)

では同じルートを6日間かけて廻る場合に、走行距離600kmのままで請求がなされるのかというと、異なるのです。

当社では下記のお見積りフォームに記載されているように、日数と想定走行距離について規定がございます。

 

※2) タクシーお見積もり算出方法は、当社所在地(コロンボ郊外Kottawa)から全目的地を廻り、Kottawaに戻るまでの距離を合計し、1kmあたりの料金で掛けた金額に「スタッフ宿泊費/食費・高速道路料金・駐車場代」を加えた金額となります。
数日間チャーターで全行程の走行距離が日/200kmに満たない場合は最低貸切金額として1日8時間拘束分×車両プランによる1km当たりの金額を申し受けます。


想定される走行距離が600kmのままでも、6日間をチャーターされた場合には日数のほうが採用され、実に1,200km(6日×200km)の距離分が請求されることになるのです。

想定走行距離が、上記の貸切日数分の距離とあまりにもかけ離れているプランの場合には、使用した距離の分だけを請求されるようなスリーウィラーやホテルタクシーなどを都度利用したほうが結果的にはリーズナブルです。


プラン作成の際のご参考となさってください。

その2. 周遊ツアーは行ったり来たりを避けて無駄なくが基本

「コロンボ市内のホテルに連泊しながらシーギリヤロックやキャンディ、サファリなど世界遺産や見どころを日帰りで何か所か廻りたい」

これは日本に例えると「東京のホテルを拠点に、軽井沢・日光・富士サファリパークを毎日日帰り観光したい」と距離的には同じようなものとお考え下さい。
新幹線のような高速移動があれば別ですが、スリランカでは一般道を車で走りますので、行ったり来たりの移動だけでも疲れ果ててしまいます。
それだけでなく、本来走る必要のない余計な距離も走ることになりタクシー料金が嵩んでしまうことにもなります。

上記のような例は極端としても、まずはぐるりと無駄なく廻れるようなプランを立てることが移動費をおさえるコツになります。
まず旅行プラン作成前に決めておくべきことは、

1. 行きたい場所(観光地など)のリストを作成。順不同でもOK。

2. 泊まりたいホテルがあれば決めておく。

3. おおよそのフライトスケジュールと旅行開始の日時と終了日時。


これらが決まりましたら、旅行に使える日数に上手く組み込めるよう一度プロのツアープランナーにご相談になってみてください。

その4. 公共の交通手段を上手に利用してみる

小さなお子様がご一緒のグループなどは難しいかもしれませんが、荷物の少ない個人旅行は機動力が高いので、ちょっとの不便があっても格安な公共交通をうまく利用してみると良いと思います。

*鉄道:WEB予約が可能で外国人観光客にも利用しやすい。

乗車1か月前からの予約が可能。
購入後の払い戻しは一切できない点には注意。予約の際にはパスポート番号とクレジットカードが必要。

*高速バス:乗り心地が良く、タクシーよりも安いので地元の人々にも人気の高い移動手段。

デメリットは、土地に不慣れな観光客にはいささか不便な場所にバスターミナルがあることも多く、そこまで辿り着くのにも何かの交通手段が必要な点。
目的地に到着後もスリーウィラーなどで移動を自己手配出来る行動力を求められます。

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