ミンネリヤ国立公園に象は戻ってくるだろうか?
- オペレーター 岡部
- 3月22日
- 読了時間: 2分
2025年3月現在、シーギリヤ周辺にある自然公園でのサファリツアーの場所はフルル・エコ・パーク(Hurulu Eco Park)という状況が、昨年11月頃からずっと続いています。
シーギリヤ周辺のサファリエリアは、ミンネリヤ国立公園、カウドゥッラ国立公園、フルル・エコ・パークの3か所があり、サファリツアーでは象の出現しているエリアにジープを向かわせる事になります。
いつでもこれら全てのエリアに象たちが居るわけではありません。
近年これらの中で一番有名なのはミンネリヤ国立公園になりますが、昨年10月以降ミンネリヤ・タンク(貯水池)から水があふれ道路まで浸水したという状況が起きてから、象の群れはミンネリヤに戻って来ていないようです。
毎年サイトごとに何らかのシーズンの波があるのは普通の事ですが、ここまで長くミンネリヤに象が集まって来ないのは一般的だったろうか?と心配になって来ています。
そんな中で嫌なニュースも飛び込んできました。
「ミンネリヤ国立公園に生息する "ユニコーン"という名の有名なゾウが、何者かに撃たれて死亡」
カウドゥッラ・ミンネリヤに生息する特殊な1本のみの象牙を持つ象 "ユニコーン"が銃撃で死亡しているのが発見されたとの事。
象牙は奪われておらず、スリランカでは象が撃たれる事件が続いており犯人は見つかっていないのだとか。
象については心が重くなるようなニュースも多いスリランカです。
8月頃からはエレファント・ギャザリングという数十頭、更には100頭を超える群れがミンネリヤ貯水池周辺に集まる現象が観測できるのがこの地域の名物でしたが、今年はどうでしょうか。
心配事は杞憂に終わり、現地のジープドライバーさん達から「ミンネリヤに沢山象が来ているよ」という報告を受けるのを心待ちにしています。
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