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スリランカのタクシー トゥクトゥク

スリランカは、美しいビーチ、古代の遺跡、緑豊かな山々など、世界中の旅行者を魅了する観光地です。さほど広くはないはずの国土には多くの世界遺産があり、多種多様な野生動物が生息しています。


個人旅行を計画されている人は、これらを効率よく廻るための移動手段をまず検討されているのではないかと思います。


そして観光地での移動手段として長年親しまれてきたトゥクトゥク(スリーウィラーとも)と、近年急速に普及しているタクシーアプリ「Pickme」や「Uber」の間には、少なくない軋轢が生まれているようです。

これらのサービスがもたらす便利さや、観光地での移動手段としての選択肢について考えてみたいと思います。


PickmeとUberの有益な点


  1. 透明性のある料金体系


    PickmeやUberの最大の利点は、料金が事前に表示されることです。

    観光地では、特にトゥクトゥクの運転手が外国人旅行者に対して高額な料金を請求することがよくあります。しかし、これらのアプリを使えば、目的地までの料金が明確に表示されるため、不当な請求を避けることができます。

    実際、これらのアプリが普及する以前には観光客のみならず在住外国人が法外な料金を請求されて支払ってしまった、といった注意喚起が日本大使館経由で流れてくるという事がありました。


  1. 安全性の高さ


    アプリを介して利用するトゥクトゥクは、運転手の情報が記録されています。(※但し、同じアカウントを異なる運転手が共有している場合もあるので注意。まったく違う車両ナンバーのトゥクトゥクが来ることがあります)

    そのため、万が一トラブルが発生した場合でも、運転手を特定することが可能です。また、ルートが記録されるため、観光地での迷子や遠回りを防ぐことができます。


  2. 多様な選択肢


    PickmeやUberでは、通常のタクシーだけでなく、トゥクトゥクや、二人乗りするバイクタクシー(観光客が使うことはないでしょうが)など、さまざまな車両を選択することができます。特に人口の多い都市部の狭い路地や混雑したエリアではトゥクトゥクが便利です。



観光地での従来トゥクトゥクとの軋轢


スリランカの観光地では、トゥクトゥクが主要な移動手段として長年利用されてきました。しかし、PickmeやUberに登録されているトゥクトゥクが増えるにつれ、従来のトゥクトゥク運転手との間に明らかな軋轢が生まれています。これは当社のお客様からのご報告や、他旅行会社様の体験ブログでも拝見させて頂きましたが、ちょっと驚くほど激しいものもあります。


  1. 料金の違い


    観光地では、外国人旅行者に対して相場の5倍~数十倍の高額な料金を請求するトゥクトゥク運転手が少なくありません。一方、PickmeやUberのトゥクトゥクは、アプリ上で料金が固定されているため、観光客にとってはより安心して利用できます。このため、従来のトゥクトゥク運転手は客を奪われていると感じているのではないでしょうか。


  2. 競争の激化


    アプリを利用するトゥクトゥクが増えることで、従来のトゥクトゥク運転手との競争が激化している事は容易に想像できます。特に地方観光地でも、アプリを利用する旅行者が年々増えているため、従来のトゥクトゥク運転手は収入が減少してしまうという危機感があるのか、アプリ使用車両を集団で追い払う、乗客がアプリを使用してタクシーを呼ぶと、その車を追い払ってしまう、乗客がいるのにドアを無理やりこじ開けて脅すなどという驚くような行為が報告されています。(コロンボ市内ではまず見られません!)


  1. 観光客の意識変化


    かつては観光客も要所要所にたむろすトゥクトゥクに声をかけて行き先を伝え、料金を確認し、利用することが一般的でしたが、現在ではその全ての面倒なやりとりをアプリが代行し、わざわざ人と関わらなくても良い移動が主流になりつつあります。これにより、従来のトゥクトゥク運転手は観光客との接点が減少し、ビジネスが徐々に成り立たなくなっているのではないでしょうか。



利用者として、トラブルに巻き込まれないようにするには



観光地でアプリを利用してトゥクトゥクやタクシーを呼ぶ際に、上述のようなトラブルに巻き込まれないようにするにはどのような事に気を付ければよいのか?

これは実際にお客様の体験されたことからのアドバイスです。


  1. アプリの名前を出さない、見せない


    アプリを使用して車両を待つ際に、他のトゥクトゥクが声をかけて来ることがありますが、その際に決してPickMeやウーバーで呼んでいると言わない事。

    スマホのアプリ画面を見せずに「ホテルタクシーが来るから」などと言う事。


  2. 待ち合わせ地点には、流しのトゥクトゥクが入れないような場所を選ぶ


    ホテルの敷地内(エントランス前など)は一般的には呼ばれていないトゥクトゥク、タクシーは入れないルールになっています。ですので可能であればそのような場所を選ぶのが安全です。逆に駅前などの出待ちトゥクトゥク密集地は要注意でしょう。



    状況を判断しながら利用すればこんなに便利なサービスはありません。

    当のスリランカ人たちが支持して大勢利用しているわけですから、古いやり方で

    不当な利益を得ている人たちはいずれは脇に追いやられていくだろうと思います。


 
 
 

マクンブラすぐお隣にあるお洒落なフードコート Seven Waves
マクンブラすぐお隣にあるお洒落なフードコート Seven Waves

高速バス乗り場のハブ、マクンブラ(MMC)の便利な点のひとつとして飲食の場所が多い事が挙げられると思います。

マクンブラ建物内部にも1階と2階に小さいローカル向けのキオスク的売店があり、

軽食やちょっとした必要なものも揃いますし、座って食べるところもスペースがあるので、一息入れるには丁度良い。


こちらは1階にあるキオスク。普段あまりスーパーでは見ないアイテムが売られていて楽しそう。
こちらは1階にあるキオスク。普段あまりスーパーでは見ないアイテムが売られていて楽しそう。

こちらは2階のキオスク。こちらのほうがよりローカルな雰囲気です。
こちらは2階のキオスク。こちらのほうがよりローカルな雰囲気です。

2階には待合スペースとして本や新聞を読めるエリアが設けられてあって、テーブルも広く親切だと思いましたが、私が居たときには誰も利用されていなかったです。

2階の端にはもう1件の売店があり、こちらは1階よりもローカルな雰囲気。

スリランカスタイルのライス&カリーも頼めます。お値段も町の価格と変わりません。

やはり慣れ親しんだスタイルが落ち着く人が多いのか、この場所は飲食する人で賑わっていました。


さて軽く食べたところで屋外に出てみます。

マクンブラが何となく居心地よく気持ちよいのは、ハブステーションの持つ「ハレの気」のようなものを感じるからかな?と。多くの人が、旅行に出かけたり実家に帰ったり、というワクワクするような気持ちがここを明るい場所にしている気がしました。


マクンブラを出て、母屋を背にして右側におなじみピザ・チェーンの「ピザハット」が、そして左側にはオープンスタイルのフードコート「Seven waves(セブン・ウェーブス)」があります。


フードコート「セブン・ウェーブス」 よりミドルクラスやアッパーミドルを意識したデザイン
フードコート「セブン・ウェーブス」 よりミドルクラスやアッパーミドルを意識したデザイン

こちらのマネージャーの女性の方(若い!)の許可を得て撮影させて頂いたのですが、お話伺うとニゴンボにあるツアー御用達のフードコート「サーシャ」のオーナーのお嬢さんでした。

サーシャと言えばツアードライバーやガイドさんなら知らない人は居ないだろうと思われる、ニゴンボ界隈ではお客様をご案内するのによく利用されているフードコートです。


*サーシャ(Sasha)


サーシャの姉妹店だったんですね、そういえば雰囲気がよく似てる。

こちらのセブン・ウェーブスは、よりミドルクラス、アッパーミドルの客層を意識しているようで、VIPルームを備え、フロアには綺麗な女性の案内係が正装して対応してくれたりします。どうりで、駐車場には高級車が多く停まってました。


フロア中央にはジュースバー
フロア中央にはジュースバー

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ジャンルはスリランカ料理(ブッフェあり:880ルピー)、インド、イタリアン、中華、アメリカンなファストフードスタイルなど多様。ジュース・バーやコーヒー・バーもあって快適!


ゴール方面から自宅に向かう際に、ここのすぐそばのコッターワICで降りるのですが、いつも「あともうすぐで家に着くから」とここには寄らずに通り過ぎていたんですね。いつか入ってみようと気になってはいたのですが今回ようやく来れました。


長い高速道路を降りて一息入れるにはとても良い所ですし、是非ツーリストの方にもマクンブラとセットで知ってほしいと思いました。




 
 
 

高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
画像@MakumburaMultimodalCenter


高速バス E-チケット 予約サイト ※WEBで予約する金額と当日券は料金が異なります。



当社のすぐ近くにある高速バスのハブ・ステーション「マクンブラ(Makumbura Multimodal Center 通称MMC)」は鉄道ほど海外の観光客の皆様には知られていませんが、利用の仕方によっては、スリランカ旅行での移動コスト&時間効率に多大なメリットのある是非知っておきたい交通手段です。


参考までに、マクンブラ(現地の発音ではマークンブラ)から乗り換えなしで行ける主な観光地は下記になります。


エッラ & バドゥッラ - 約4時間弱 | 1日5便運行

ゴール - 約1時間半 | 5:30am ~ 20:00pmまで30分おきに運行

ティッサマハラーマ(ヤーラ国立公園の中継地) - 約4時間弱 | 1日5便運行

マータラ

タンガッラ - 約2時間半 | 1日5便運行(うち1便は夜行)

キャンディ - 約3時間 | 1日3便運行(午後便のみ)


他にも書ききれないほどの地域に運行しており、行きにくいスリランカ東部方面や北部方面へも運行されています。


高速バスの利用はこのような人に向いています。


* 南部ビーチ方面のホテルにのんびり連泊し特に他の観光に行かない人。

(タンガッラ、ランナ、ハンバントータなどリゾートホテルの多いエリアに行くので連泊のお客様には利用価値が高い)


* 途中どこにも寄らずヤーラ国立公園サファリツアーにピンポイントで行きたい人。


* 途中どこにも寄らずエッラやバドゥッラで連泊したい人。


スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
建物に入ってすぐに大きなプレート。日本のJICAの文字も。

鉄道との比較


* 高速バスのほうが到着時間が早いルートが殆ど

* 便の本数が多い(特に人気のゴール路線などは圧倒的に多い)

* 鉄道の通っていないヤーラ方面までも行ける

* 鉄道に比べて遅延が少ない。(鉄道の場合は数10分の遅れなどは普通に発生する)

* 鉄道に比べても運賃が安い場合がある。


良いところばかりのような高速バスもデメリットはあります。



高速バスのデメリット


* マクンブラが始発ではない場合、座席数が残り僅かの場合はチケット売り場で

 次の便を待たなければいけない。スリランカ人の利用の多い時期の場合には大変  混雑し頻繁に満席になる事。

* 空席状況は当日にマクンブラのチケット売り場に行かなければわからない。

* 予約サイトからチケットを予約出来るが、全ての路線のチケット販売をカバーできていない。

* 予約者が少ない便が突然キャンセルになるので予定が大きく変わるリスクが生ずる。


スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
各銀行のATMが大きな敷地内にいくつもあります。

マクンブラはコロンボの南東、コッターワ(Kottawa)にあります。

ちなみにイー・ツアーズも同じ街にあります。ほどよく田舎?でいいところです。

マクンブラは地名であり、現地の人に説明する際にはマークンブラ・バス・ステーションと言わないといけません。MMCと略してもまだ知名度がそこまでないのできっとわかってもらえません。

約3km西にはコッターワ・バスステーションという所もあり、ここは高速バスは停まらないので混同しないようにしましょう。


スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)

スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
行き先ごとに乗り場が分かれており、バスが来ると皆さん整然と並んで乗り込んでます。

敷地内は広いものの入り口の駐車場から案内係も多く、迷うことはあまり無いかと思います。インフォメーションデスクの人も親切に教えてくれますし、乗り場には行き先別の時刻表が電光掲示板で表示されていますので、次の便が何時に出るのかも一目瞭然。

英語、シンハラ語、タミル語に次々と表示が切り替わっていました。


マクンブラは高速バスだけではなくローカル路線バスも停車する駅なのですが、高速バスと比較して相変わらず運転が荒い荒い。人が降り切っていないのに発車しようとしたり、まあ乗る人もそれに慣れて体幹が鍛えられているんですが外国人観光客の利用には絶対向かないと思います。


スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
見学中の2時間弱の間に見かけた外国人観光客の数は10名程度のみでした。

次々入ってくるバスたちを見ていて気が付いたのは、マイクロバスが多い事です。

大人数の乗車が見込まれる人気路線以外は小さなバスで十分なのかもしれませんし、WEB予約の段階であまり人数が集まっていなければ車種を切り替えているのかも。

大型観光バスではない場合、スーツケースなどの大きな荷物は車内に入れないといけませんので一般的には追加料金が請求されることが多いのですがはっきりとした情報は得られませんでした。


ちなみにチケット料金はWEB予約だとシステム利用料やらサービス料などが加算されて、現地で買うよりも高くなります。エッラ&バドゥッラなどの人気路線は事前予約必須ですが当日買っても十分乗れるような便が大半のように見えました。

マクンブラ→マータラ(スリランカ最南端の町)が1席800ルピーとか、すごいお得感!これだったら家族で気軽に南部のビーチまで行って帰ってこれますよね。

正直、その場から海を見るために飛び乗っていきたいほどでした、お天気も良かったし。



ツアーガイドさんたちもマクンブラの詳しい情報を知らない人が意外に多かったので、日本語ガイドのラキさんも勉強の為にご一緒したのですが、高速バスの情報が一本化されていないので分かりにくいということはおっしゃっていました。


スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)

スリランカ旅行の幅がグッと広がる!高速バス ステーション  Makumbura(マクンブラ)
マクンブラのCenter Manager様。お写真を撮る際は決め顔でダンディでしたがお話しするととても気さく。

今回アポなし取材に快く応じて頂いたマクンブラのセンターマネージャー様にもお会いできて大変参考になりました。(なんと夫の両親のバナ友でした*バナとは仏教のお坊さんの説法会のようなもの。世間が狭いよコッターワ)


彼曰く、(MMCが)思い描いていたようなストーリーとは違う発展の仕方になっている。何かがスムーズではない。との事。

コロナ禍やデフォルトの巨大な影響もあったと思いますが、きっとそれだけではないのでしょう。

例えば観光バスの運転手のトレーニングも養成所を造っておこなっていて、見かけの上ではきちんと出来ているように見えても、時間がたつと自分たちのやり方に戻ってしまう。運転中に携帯で話したり、安全上問題のあるような行動に出る。

現場で実際に働く人間の管理が難しいのだというのですね。

これは大体どこの業種でも同じかもしれません。


働く人だけでなく、社会の上の層の人達にも原因有りと私は思うのですが、一例として下記のキャンペーンが8月に行われ大々的に宣伝されていたのですが、実際に今来てみるとそのサービスはやっていないのだと。

これだ、これだよスリランカ。

選挙の為のアピールキャンペーンだったとMMCの方々が仰ってるので、やはり政治家が絡むとややこしいです。



乗客が少なくてバスの運行がキャンセルになることは理解できますが、以前はあったけど今は無いサービスとか何が最新情報なのかがネットだけでは分かりにくくなって

いて、事前に予定を組むのが難しくなり、これが観光客の方がいまいち使いにくい理由かなと思いました。

現地に来てみなければわからないというのは、滞在時間に制限のある観光客にとってはリスクです。

イー・ツアーズではタクシーご利用のお客様に対し、高速バスに接続する際の時刻表情報や座席残数などをサポートさせて頂きます。


次回は詳しい乗り場案内と、屋内外の飲食、休憩所を紹介させて頂きたいと思います。


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